絵も文章も美しすぎるライトノベル 『春夏秋冬代行者』を読ませていただきました
皆さんこんにちは、リュウです。 今回は電撃文庫様より『春夏秋冬代行者』を読ませていただきました。この作品は上下の全2巻で完結しています。
『春夏秋冬代行者』ってどんな作品?
『春夏秋冬代行者』は著者「暁佳奈」イラストレーター「スオウ」で贈られるファンタジー作品です。
著者の暁佳奈先生は『春夏秋冬代行者』のほかに、アニメ・映画化されて一躍有名になった『ヴァイオレットエヴァーガーデン』をKAエスマ文庫様より出されています。
イラストレーターのスオウ先生はTwitterのフォロワー数が22万人以上の超人気イラストレーターさんです。pixivで数多くのカッコいいイラストを投稿されているので、是非ご覧ください! https://www.pixiv.net/users/572026
あらすじ
世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たすものは【四季の代行者】と呼ばれた———。これは季節を世に顕現する役割を持つ現人神達の物語。
登場するメインキャラ
春の代行者「花葉雛菊」 『生命促進』の能力を持つ。四季の代行者を欲しがる賊に誘拐されたまま、約10年間行方が知れなかった。冬の代行者である狼星に幼い頃から想いを寄せている。
雛菊の従者「姫鷹さくら」 誘拐された雛菊を10年間ずっと探し続けた。主を守れなかったことを非常に悔いている。凍蝶のことを師弟愛以上に慕っていたが、とあるきっかけで激しく憎むようになった。同じく狼星にも当たりがかなりキツい。 ↓左がさくらで右が雛菊
夏の代行者「葉桜瑠璃」 『生命使役』の能力を持つ。明るく優しい性格だが、姉にはどうしても素直になれない。あやめが護衛官を辞めることに強く反対している。
瑠璃の従者「葉桜あやめ」 瑠璃の姉であり従者。自身の結婚を機に護衛官を卒業する予定。瑠璃には幼い頃から振り回されているが、彼女の幸せを願っている。 ↓左があやめで右が瑠璃
秋の代行者「祝月撫子」 『生命腐敗』の能力を持つ。代行者としての任期が最も浅く、本人も幼い。竜胆に大いなる信頼と好意を寄せている。
撫子の従者「阿佐美竜胆」 護衛官の仕事をビジネスとして割り切ってるつもりの従者。周囲からはそう見えていない。本人も自覚なしに撫子を過保護に守っている。 ↓左が竜胆で右が撫子
冬の代行者「寒椿狼星」 『生命凍結』の能力を持つ。初恋の相手である雛菊が、自分のせいで誘拐されてしまったことに長らく苦しみ続けている。
狼星の従者「寒月凍蝶」 狼星が幼い頃から彼に使えている従者。さくらの剣の師匠でもある。雛菊やさくらを守れなかったように狼星と同じく自責の念を抱いている。 ↓左が凍蝶で右が狼星
総評
『ヴァイオレットエヴァーガーデンの暁先生ということで読む前からかなり期待していたのですが、その期待をはるかに超える完成度でした。四季を顕現させる現人神という設定と、暁先生の美しい文章が本当によくマッチしていて、とても幻想的な世界観を生み出していました。ストーリーの方もバトルシーンが非常に多く、終始ハラハラしっぱなしでした。美しいファンタジー作品を読みたい!という方にとっては至高の1冊となると思います!
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今回は電撃文庫様より『春夏秋冬代行者』を読ませていただきました!最後まで読んでくださりありがとうございましたm(._.)m