ryuunogamenikki

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旅は道連れ、世は滅びかけ。 『さよなら異世界、またきて明日』を読ませていただきました

こんにちは、リュウです。 今回はファンタジア文庫様より『さよなら異世界、またきて明日』を読ませていただきました。タイトルが長いので以降は『さよまた』と書きます。 f:id:ryuunogamenikki:20211016090916j:plain

『さよまた』ってどんな作品?

さよまたは著者「風見鶏」、イラストレーター「にもし」で贈られるロードムービーファンタジーです。 10月16日現在、2巻まで書籍化されています。

著者の風見鶏先生は同じくファンタジア文庫様より『放課後は、異世界喫茶でコーヒーを』という作品も出されています。こちらもかなり好きな作品ですので、いずれブログに書きたいなと思ってます! f:id:ryuunogamenikki:20211016064907j:plain

そしてイラストレーターのにもし先生はライトノベルのイラストのほかに、『神撃のバハムート』などのゲームや、『Shadowverse』などのカードゲームのイラストも担当しているすごい人です。 f:id:ryuunogamenikki:20211016065613j:plain

登場するメインキャラ

まずは主人公の「ケースケ」 もともと現代の高校生だったが、ある日滅びかけた異世界に飛ばされてしまう。元の世界に帰るための手がかりを探しながら、ヤカンと名付けた蒸気自動車で旅をしている。料理がものすごく上手い。 f:id:ryuunogamenikki:20211016075013j:plain

そしてヒロインの「ニト」 ケースケが旅の途中で出会ったハーフエルフの少女。絵を描くのが得意で、意外にも毒舌家。ケースケと一緒に旅をすることになる。美味しいものに目がない。 f:id:ryuunogamenikki:20211016075020j:plain

あらすじ

滅びかけた異世界に迷い込んだケースケは、旅をするうちにハーフエルフの少女、ニトと出会う。ニトの母親が遺した手帳に描かれた【黄金の海原】を探し、2人は共に旅をすることに。旅をするうちに出会った、終末の近い世界でわずかに生き残った人々。彼らはどんな想いを持ってこの世界で生きているのか。人々との出会いと別れを繰り返しながら、明日を迎えに行くために2人は旅を続ける———。

総評

やっぱり風見鶏先生は期待を裏切らない。そんな風に思わされる作品でした。一応異世界転生ものですが、戦闘などはなく、もちろん主人公がチートを持っているわけでもありません。 前半で散りばめていた伏線を後半で一気に回収するスタイルが1巻でも2巻でも使われていて、読み進めるうちにどんどん作品に引き込まれていきました。また、料理の描写がものすごく上手く、本を読みながら飯テロを食らいました笑。

2巻では、前作『放課後は異世界喫茶でコーヒーを』との関係を匂わせる描写もあったので、そちらを読んでいると、おっ!となって少しだけ読む楽しさが増すかもしれません。 内容的には1巻もかなり感動しますが、僕は2巻でボロ泣きしました笑。

コミカライズもされているので、文字を何百頁も読みたくない!という人はコミカライズ版を読むといいかもしれません。

今回はファンタジア文庫様より『さよなら異世界、またきて明日』を読ませていただきました!最後まで読んでくださりありがとうございましたm(._.)m この作品が気になった方は下のAmazonさんから買ってみてはいかがでしょうか。 試し読みもできます!